2012年の男女共同参画社会の形成の状況によると
1950年度では男女ともに1、5パーセントだった未婚率は徐々に上昇を続け1990年度に入った頃から著しい変化を見せています。
1990年といえば、バブル期終わり頃にあたり、社会経済の冷え込みとともに、結婚する男女の数も減っていってしまったのです。
経済不安は結婚にとって大きな障害となります。お互いにパートナーの生活と人生に対して責任がでてきますので、結婚を
したいと思っても、実際にはなかなか踏み切れないという人がおいいのです。
そうして2012年には男性20.1パーセント、女性では10、6パーセントとなります。
現在の日本人男性のおよそ5人に1人が生涯未婚率であることになります。その結果、出生率が低下、つまり少子化が加速しているのです。
このまま少子化が続けば、景気の停滞が続ことが予測されます。ということは、今後経済の発展が見込めない限り
未婚者はどんどん増加していく傾向にあるといえるのです。
また、結婚する年齢にも変化が表れています。
初婚年齢は年々高くなっています。いわゆる晩婚化が進んでいます。
1947年の男性の平均初婚年齢が26.1歳だったのに対して2007年では30歳を超えています。
女性については男性以上に年齢の上昇が顕著で1947年の22,9歳から5歳以上上昇し2007年には28.3歳となっています。
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